【第1回】陸山会事件の基礎資料_2012.01.31更新

【第1回】は、陸山会事件の真相を解明するために必要な『基礎資料』を提示いたします。

◆【現金と普通預金の年末残高の計算式】
前年からの繰越額+本年収入額-支出総額=翌年への繰越額
翌年への繰越額-預金等(定期預金を意味する)=現金・普通預金繰越額

【2004年の収支報告書より】
151,229,466+580,024,645-121,202,731=610,051,380円
610,051,380-471,500,000=138,551,380円
【2005年の収支報告書より】
610,051,380+339,099,635-679,964,189=269,186,826円
269,186,826-256,500,000=12,686,826円
【2006年の収支報告書より】
269,186,826+134,586,054-325,390,217=78,382,663円
78,382,663-56,500,000=21,882,663円
【2007年の収支報告書より】
78,382,663+103,854,350-115,060,981=67,176,032円
67,176,032-56,500,000=10,676,032円

★【訴因の矛盾:「本件4億円」の不記載】_2012.7.17 追加
上記の通り、「本年収入額(収入簿)」に記載しなければ、「定期預金(運用簿)」に記載できませんので、2004年の収支報告書に記載されている定期預金は、「銀行融資後に又貸しした4億円」を原資とした定期預金ということになります。

従って、検察が「本年収入額(収入簿)」に不記載であるとする「本件4億円」を原資として組んだ「担保差入定期預金」は、実際は、「預り金(管理簿)」の方に記載されていた“小澤個人名義”の「担保差入定期預金」ということです。

★【4億円の真相】_2012.09.28修正
本件の場合、平成17年に借り替えが行なわれています。
手形額面が4億円でしたから、一旦、4億円全額を返済することになります。
又貸し後に組んだ4億円の定期預金を解約して、小澤個人の当座預金口座に振込しましたから、小澤個人への4億円の返済は一旦完済したこととなり、同時に小澤個人からりそなへの4億円の返済も手形交換所経由で自動的に完済されました。

「担保差入定期預金2億円×2本」の内、2億円1本を担保解除して、資金繰りに備えておきました。
まだ融資枠2億円が残っていますので、新たに2億円の約束手形を振り出し、手形貸付により、りそなから2億円を借入し、平成16年の手続き同様、陸山会に貸付け(又貸し)し、それを原資に定期預金を組みました。

平成18年には、平成17年に組んだ2億円の定期預金を解約し、平成17年同様の手続きにより、小澤個人とりそなへの返済を完了し、担保が解除された合計4億円の定期預金を解約して、資金繰りのために政治団体に資金移動しておきました。
当該4億円を平成19年5月1日に陸山会名義の普通預金口座に集中し、翌日、小澤個人の普通預金口座に振り込んでおります。


◆【2004年の重要な記載事項】
http://www.soumu.go.jp/main_content/000047155.pdf#page=162
「4 支出の内訳 経常経費 事務所費 38,355,343円」
「3 本年収入の内訳 借入金 小澤一郎 400,000,000円」
「5 寄附の内訳 (政治団体分) 民主党岩手県第4区総支部 150,000,000円」
「163頁の 6 資産等の内訳 (預金等) 471,500,000円」
「163頁の 6 資産等の内訳 (借入金) 小澤一郎 491,478,416円」
と、あることから、小澤さん個人から、4億円の借入をして、2億円×2本の定期預金を組んだことが解かります。
※2006年の「56,500,000円」が、「定期預金」であることから、2004年と2005年の「預金等」は、「定期預金」であることが解かります。
また、この4億円は、2億円×2本であることも解かります。

◆【2005年の重要な記載事項】
http://www.soumu.go.jp/main_content/000047150.pdf#page=164
「4 支出の内訳 経常経費 事務所費 415,254,243円」
「4 支出の内訳 政治活動費 その他の経費 239,702,734円」
「3 本年収入の内訳 寄附 政治団体分309,060,000円」
「5 寄附の内訳 (政治団体分) 民主党岩手県第4区総支部 130,000,000円」
「5 寄附の内訳 (政治団体分) 小沢一郎政経研究会 150,000,000円」
「5 寄附の内訳 (政治団体分) 小沢一郎東京後援会 20,000,000円」
「165頁の 6 資産等の内訳 (土地) 世田谷区 342,640,000円」
「165頁の 6 資産等の内訳 (預金等) 256,500,000円」
「165頁の 6 資産等の内訳 (借入金) 小澤一郎 263,939,061円」
と、あることから、銀行から2億円の定期預金を解約して、小沢さん個人へ、2億円の返済(その他の経費に計上)をしたことが解かります。
土地代金相当額342,640,000円を小澤一郎個人に支払うと共に、支出として「事務所費」に、同時に、「資産等」として「土地」に、同額を計上したことが解かります。

◆【2006年の重要な記載事項(官報になる前の情報)】
http://www.soumu.go.jp/main_content/000047144.pdf#page=155
「4 支出の内訳 経常経費 事務所費 58,351,328円」
「37頁 (2)政治活動費の内訳 借入金返済 200,000,000円 小澤一郎」
「48頁の 2 資産等の項目別内訳 56,500,000円 定期預金」
「49頁の 2 資産等の項目別内訳 借入金 小澤一郎 35,928,973円」
と、あることから、銀行から2億円の定期預金を解約して、小沢さん個人へ、2億円の返済をしたことが解かります。

◆【2007年の重要な記載事項(官報になる前の情報)】
http://www.soumu.go.jp/main_content/000047138.pdf#page=151
「(7) 寄附の内訳 (政治団体分) 民主党岩手県第4区総支部 50,000,000円」
「(7) 寄附の内訳 (政治団体分) 小沢一郎政経研究会 20,000,000円」


◆【登記記録】
【登記簿謄本】_2012.01.31追加
http://www.olive-x.com/news_30/newsdisp.php?n=97473

順位番号   4
登記の目的 所有権移転請求権仮登記
受付番号   平成16年10月29日 第77290号
原因      平成16年10月5日売買予約
権利者   岩手県水沢市袋町2番38号 小澤一郎

登記の目的  所有権移転
受付番号   平成17年1月7日第695号  
原因     平成17年1月7日売買
所有者   岩手県水沢市袋町2番38号 小澤一郎

★【訴因の矛盾:期ずれ】_2012.07.17追加
第11回公判で、意見書を提出した大学教授は、「法的形式(※1)」の観点から『本登記した日に、政治資金規正法12条第3項「資産等_土地」も、第2項「支出_事務所費(土地代金)」も、同時に記載しなければアンバランスです』と述べております。

(※1)「法人税基本通達2-1-2」の前段(原則規定)の「相手方(小澤一郎)において使用収益ができることとなった日」を指します。
【解説】所有権移転登記済証(権利書)が作成された平成17年1月7日をもって会計上の確定主義により、収入・支出が確定したとして「寄附 3億円(2億8千万円?※)、事務所費 342,640,000円、土地 342,640,000円」を「みなし計上」したことは、正しい会計処理であった、ということです。
※金額は不明ですが、平成16年10月29日に政治団体から入金した金額です。

これに対し、訴因は、同通達の後段(例外規定)の「その引渡しの日がいつであるかが明らかでないとき」の「(1) 代金の相当部分(おおむね50%以上)を収受するに至った日」としておりますが、原則規定で既に判定が確定した以上、適用しません。

【売主への質問】
『「法人税基本通達2-1-2」により、平成17年1月7日に土地譲渡益の計上をしたのですよね?土地台帳とか仕訳伝票とか確認させてください。』

【解説】_2012.01.31追加
平成16年10月29日に根抵当権が解除されていることから、もし、「手形貸付け」により借入していた場合には、不渡りを出すことになる等との理由で本登記日まで待てず、同日に支払を要求したことが考えられるので、その辺の事情について売主からの証言を取って合意書の有効性を確認すべきです。

◆【売買契約書】
http://deisui.sakura.ne.jp/data439.gif
【特約事項の6】_2011.04.05追加
売主はその責任と負担において本物件引き渡し日までに農地法の第5条の届出を行い受領通知書を取得するものとします。尚、買主は当該届出に協力するものとし、万一当該受領通知書が取得できない場合、本契約は白紙解約とし、売主は受領済みの金員を無利息にて速やかに買主へ返還するものとします。

【特約事項の8】_2012.01.31追加
本書第9条による固定資産税・都市計画税はなく、精算はありません。

【解説】_2012.01.31追加
社会通念上「本物件引き渡し日」とは、本登記日(2005年1月7日)を指します。
従って、本登記ができなかった時は、本契約は白紙解約するということです。
つまり、2005年1月7日迄は、小沢一郎個人でさえも、当該土地の取得は確定していなかったということになります。
故に、陸山会が小沢一郎個人から「確認書」により、権利証と引換えに「土地利用権」を取得できるのは2005年1月7日以降となります。
尚、もし、白紙解約と成った場合には、「土地代金 342,640,000円」の返還を受けることとなるため、2004年の土地代金の支払いは、例え、陸山会の通帳から支払われていたとしても、確定していない支出であり、「資産等_土地」の計上と同期を取る為にも、支出が確定した2005年の収支報告書に、「支出_事務所費」を計上するのが妥当です。

【2011.06.03追加】
土地の取得経緯や、土地代金の支払い方法等の詳細については、【第14回】を、ご覧ください。
【第14回】石川氏等は、有罪にされるだろう。弁護人のせいで!
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201103/article_1.html


◆【売渡証書(権利書)】
http://deisui.sakura.ne.jp/data438.gif
【解説】_2011.04.08追加
登記官は、その登記が完了したとき(2005年1月7日)は、その登記原因証書(売渡証書)に「登記済」の印版を押し、上記【登記記録】の通り、受付年月日・受付番号、順位番号を記載した上、これを小澤一郎個人に還付することにより、権利書になるのであるから、この売渡証書の2004年10月29日の売渡日は、上記【登記記録】の通り、売買予約受付日であって、所有権移転日ではない。
これは、上記【売買契約書】の【特約事項の6】の通り、本登記できなかった場合は、白紙解約と成る為、この【売渡証書】と引換えに返金を受けることになる。


◆【陸山会の正しい土地の取得日の根拠法】_2011.11.04追加---------------------------------------
【法人税基本通達2-1-1】
棚卸資産の販売による収益の額は、その引渡しがあった日の属する事業年度の益金の額に算入する。
【法人税基本通達2-1-2】
棚卸資産の引渡しの日がいつであるかについては、相手方において使用収益ができることとなった日とする。
---------------------------------------
★【解説:「資産等_土地」の記載すべき年】
売主が不動産業者でしたので、棚卸資産である当該土地の引渡しの日は、「相手方(陸山会)において使用収益ができることとなった日」すなわち、陸山会が当該土地の権利書(売渡証書に所有権移転登記済の印版を押したもの)を取得した日の2005年1月7日となります。従って、「資産等_土地」の収支報告書への記載は、2005年1月7日を取得日として2005年の収支報告書に記載するのが正しい記載です。

★【解説:「支出_事務所費」、「収入_寄附」の記載すべき年】
そして、2004年10月29日に小澤さん個人と政治団体からの「預り金」により支払った土地代金(支出_事務所費)の収支報告書への記載も、「売買契約書の特約事項の6」に基づき「本物件引き渡し日」をもって、白紙解約とはならないことが確定し、従って、契約が確定したので、確定主義により、2005年1月7日に支出があったものとみなし、2005年の収支報告書に記載するのが正しい記載です。
尚、政治団体からの「預り金」は、確定主義により、2005年1月7日をもって「収入_寄附」の入金があったものとみなし、2005年の収支報告書に記載するのが正しい記載です。

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