【第27回】陸山会事件の真実のストーリー(完全版)。公訴権濫用の証拠、“陸山会事件の真の真相”も解説

ついに、「陸山会事件の真実のストーリー(完全版)」が完成しました。
特に、阿修羅の皆様には、多くの資料提供や、貴重なコメントを頂きましたことを感謝いたします。

★★【陸山会事件の真実のストーリー(完全版)】
【平成16年10月5日】
(小澤個人と陸山会の現金預金残合計額:252,691,380円)
①手付け金一千万円を支払いました。
(立替金残高 10,000,000円)

【平成16年10月12日】
①小澤個人より、4億円を入金(「預り金」として簿外処理(収支報告書に記載しないこと))しました。
(小澤個人と陸山会の現金預金残合計額:642,691,380円)
(立替金残高:ゼロ円:預り金と相殺)
(預り金残高:390,000,000円)

【平成16年10月29日】
①政治団体から3億円(内訳は後述)を入金(「預り金」として簿外処理)しました。
(預り金(政治団体)残高:300,000,000円)
② 売主に手付金を差し引いた土地代金残額「332,640,000円(※)」を支払いました。
(※)売買契約書
http://deisui.sakura.ne.jp/data439.gif
(預り金(政治団体)残高:ゼロ円:小澤個人へ振替)
(預り金残高:357,360,000円)
③「小澤個人名義の定期預金4億円」を組み、担保に差し入れました。
(預り金残高:ゼロ円:全額出金)
(立替金残高42,640,000円)
④小澤個人に「担保差入れ証書兼融資枠設定申込書(仮称)」に実印(小澤一郎)を押下してもらい、「りそな」に融資枠4億円を設定してもらいました。
⑤約束手形を「小沢一郎」のサイン・銀行印で振り出し、その“約束手形を担保に差入れする”ことにより4億円の手形貸付け方式での融資が実行されました。
⑥「りそな」融資が実行されたので、当該融資金4億円を原資に陸山会名義の4億円の定期預金を組みました。
⑦小澤個人に対する借入金として4億円を収入簿に計上しました。

(小澤個人と陸山会の現金預金年末残合計額:1,010,051,380円)
(立替金残高42,640,000円)

平成16年分の収支報告書に記載された内容は、次の通りです。
「3 本年収入の内訳 借入金 小澤一郎 400,000,000円」
「163頁の 6 資産等の内訳 (預金等=定期預金) 471,500,000円」
「163頁の 6 資産等の内訳 (借入金) 小澤一郎 491,478,416円」

【平成17年1月7日】
≪本件は権利書が作成されているので、「法人税基本通達2-1-2」の前段(原則規定)の「相手方(小澤個人)において使用収益ができることとなった日」が適用されます。よって、陸山会が土地計上すべき日は、権利書が作成された平成17年1月7日となります。≫
①当該日付をもって会計上の確定主義により、支出が確定したとして「寄附 3億円、事務所費 342,640,000円、土地 342,640,000円」を「みなし計上(※)」しました。
②小沢個人へ土地代金の内、「立替金42,640,000円」を差引いて、「3億円」を支払いました。当該「3億円」は、小澤個人から政治団体が土地代金の一部を立て替えてくれた分への返金として簿外処理しました。
(※)「みなし計上」した内訳
「5 寄附の内訳 (政治団体分) 民主党岩手県第4区総支部 130,000,000円」
「5 寄附の内訳 (政治団体分) 小沢一郎政経研究会 150,000,000円」
「5 寄附の内訳 (政治団体分) 小沢一郎東京後援会 20,000,000円」
「4 支出の内訳 経常経費 事務所費 415,254,243円(内、342,640,000円をみなし計上)」
「165頁の 6 資産等の内訳 (土地) 世田谷区 342,640,000円」
(立替金残高 ゼロ円:小沢個人への土地代金支払いと相殺)

【平成17年10月】
≪初回の返済は、手形貸付けの場合は短期(おおむね一年)なので、一旦4億円全額を返済することに成ります。≫
①「りそな」融資実行後に組んだ陸山会名義の4億円の定期預金を解約して、一旦4億円全額を「りそな」へ返済しました。
≪手形貸付けの返済ですから、小澤個人の当座預金口座に振込しておくと自動的に「りそな」への返済が完了します。≫
②次に、手形貸付けの2億円の借り替え(新たに手形を振り出すこと。実際には最初から用意されていたと思います。)をして、陸山会に又貸ししてもらい、陸山会名義の2億円の定期預金を組みました。

≪実際には、ここまでの手続きは銀行側でやってくれるので、陸山会側では陸山会名義の2億円の定期預金が切り崩され、小澤個人からの借入金は(差引)2億円が返済されました、ということになります。≫

③その後、担保に差入れしていた小澤個人名義の2億円×2本の定期預金の内、2億円だけを解約し、小澤個人からの「預り金」として簿外処理し、各政治団体に資金移動しました。
≪これは、政治団体が小澤個人より2億円を預かったことになります。≫
(小澤個人と陸山会の現金預金年末残合計額:669,186,826円)
(預り金(政治団体が小澤個人より預り)残高:200,000,000円)

平成17年分の収支報告書に記載された内容は、次の通りです。
「4 支出の内訳 経常経費 事務所費 415,254,243円」
「4 支出の内訳 政治活動費 その他の経費 239,702,734円」
「165頁の 6 資産等の内訳 (土地) 世田谷区 342,640,000円」
「165頁の 6 資産等の内訳 (預金等=定期預金) 256,500,000円」
「165頁の 6 資産等の内訳 (借入金) 小澤一郎 263,939,061円」


【平成18年3月】
①平成17年10月に手形貸付けの2億円の借り替えをした陸山会名義の定期預金を解約して、「りそな」へ残額2億円の返済をしました。
≪手形貸付けの返済ですから、小澤個人の当座預金口座に振込しておくと自動的に「りそな」への返済が完了します。≫
②その後、担保に差入れしていた小澤個人名義の2億円の定期預金を解約し、小澤個人からの「預り金」として簿外処理し、各政治団体に資金移動しました。
≪これは、政治団体が小澤個人より2億円を預かったことになります。≫
(小澤個人と陸山会の現金預金年末残合計額:478,382,663円)
(預り金(政治団体が小澤個人より預り)残高:400,000,000円)

平成18年分の収支報告書に記載された内容は、次の通りです。
「37頁 (2)政治活動費の内訳 借入金返済 200,000,000円 小澤一郎」
「48頁の 2 資産等の項目別内訳 56,500,000円 定期預金」
「49頁の 2 資産等の項目別内訳 借入金 小澤一郎 35,928,973円」


【平成19年5月1日】
①平成17年と18年に政治団体が小澤個人より預かった合計4億円を、便宜上、一旦陸山会名義の普通預金に集中しました。
(預り金(政治団体が小澤個人より預り)残高:ゼロ円:陸山会へ振替)
(預り金残高:400,000,000円)


【平成19年5月2日】
①当該4億円を、小澤個人名義の普通預金に振り込みました。
(陸山会の現金預金年末残合計額:67,176,032円)
(小澤個人の現金預金年末残合計額:400,000,000円)
(預り金残高:ゼロ円:全額返還)

平成19年分の収支報告書に記載された内容は、次の通りです。
前年からの繰越額+本年収入額-支出総額=翌年への繰越額
78,382,663+103,854,350-115,060,981=67,176,032円


★★【陸山会事件の真の真相】
平成19年分の収支報告書の「翌年への繰越額」を見れば、「小澤個人への返済(支出)が4億円不記載」との訴因が成り立たないことは、石川氏の逮捕の時から解かっていたことでした。
誰もこれを追及しようとしなかった理由こそが、“陸山会事件の真の真相”です。

本件の異常さは、尋常ではありません。
特に裁判所までもがグルとなっての政治的裁判を、平気で行ったあげく、マスコミを使って国民を欺いていたのですから恐怖を覚えます。
そして、石川氏等の弁護団も小沢弁護団も、その政治的裁判に加担していたと思う他はありません。
また、味方であるはずの廻りの者達の行動こそが、“陸山会事件の真の真相”です。


★★【公訴権濫用の証拠】
今となっては、小沢弁護団が公訴権濫用論(※)による公訴棄却を最高裁判所に訴え出るより活路は開けない状況となっております。
そこで、「公訴権濫用の証拠」を二つほど提示いたします。

(※:【第2回】にも詳細に記載)
【「公訴権濫用論」についての最高裁の判断】
「検察官の裁量権の逸脱が公訴の提起を無効ならしめる場合のありうることを否定することはできないが、それはたとえば公訴の提起自体が職務犯罪を構成するような極限的な場合に限られるものというべきである。」
【「公訴権濫用論」の学説上の類型化】
1)客観的嫌疑不十分な起訴
2)訴追裁量の逸脱による起訴
 ①違法性が軽微な場合
 ②刑事政策的見地から問題がある場合
 ③検察官の悪意による訴追の場合
 ④憲法14条(平等原則)に反する場合(不平等訴追、差別的訴追)
3)違法捜査に基づいた起訴

★【訴因の矛盾:「本件4億円」の不記載】_2012.7.17 追加
【現金と普通預金の年末残高の計算式】
前年からの繰越額+本年収入額-支出総額=翌年への繰越額
翌年への繰越額-預金等(定期預金)=現金・普通預金繰越額
【2004年の収支報告書より】
151,229,466+580,024,645-121,202,731=610,051,380円
610,051,380-471,500,000=138,551,380円
⇒上記の通り、「本年収入額(収入簿)」に記載しなければ、「定期預金(運用簿)」に記載できませんので、2004年の収支報告書に記載されている定期預金は、「銀行融資後に又貸しした4億円」を原資とした定期預金ということになります。

従って、検察が「本年収入額(収入簿)」に不記載であるとする「本件4億円」を原資として組んだ「担保差入定期預金」は、実際は、「預り金(管理簿)」の方に記載されていた“小澤個人名義”の「担保差入定期預金」ということです。

★【証拠1:「本件4億円及びその返済」】
陸山会裁判の訴因においても、小沢裁判「判決要旨」においても、平成16年10月12日に小澤個人から入金した4億円を「本件4億円」として、訴因としているのである。
では、訴因とする、その根拠は、いかなる会計基準・法律でありましょうか?

『そんなものは存在しないのである。』

平成16年の「小澤個人と陸山会の現金預金年末残合計額」は、「1,010,051,380円」であります。
小澤個人に8億円を返金するだけの返金能力がある以上、内4億円を「借入金」計上せず、「預り金」として処理した平成16年分の収支報告書は、「一般に公正妥当な会計処理の基準に従って作成されたものである」と認められるものであります。

また、平成19年分の収支報告書に「小澤個人への4億円の返済が不記載」との訴因は、平成17年分と平成18年分の収支報告書に、小澤個人への返済が「2億円ずつ」記載されていること、翌年への繰越額が「67,176,032円」であることから、検察官が悪意を持って訴追したものと断定できるのであります。

「本件4億円及びその返済の不記載」を訴因として政治裁判にまで持ち込んだこと自体が「公訴の提起自体が職務犯罪を構成するような極限的な場合」であり、「③検察官の悪意による訴追の場合、 ④憲法14条(平等原則)に反する場合」に該当する。

【補足説明:担保にした定期預金の名義について】
担保は「小沢個人の現金」が原資なのですから、“小沢個人名義”で担保を差入れすればよいことであって、ワザワザ“陸山会名義”にする必要など無い。
もし、“陸山会名義”というのであれば、「担保の定期預金」にする前に、直接その「小沢個人の現金」を資金繰りに使えば良いだけの話です。
もし、実際に“陸山会名義”だとしたら、それは石川氏の責任ではなく、全面的に銀行支店長の責任です。
何故ならば、この借入の構図は「利益相反取引」に該当するのみでなく、借入の有益性の全くない借入をさせて、金利をダマし取ったことになるので、全面的に銀行支店長の責任となります。


★【証拠2:「みなし計上」】_2012.7.17 修正
第11回公判で、意見書を提出した大学教授は、「法的形式(※)」の観点から『本登記した日に、政治資金規正法12条第3項「資産等_土地」も、第2項「支出_事務所費(土地代金)」も、同時に記載しなければアンバランスです』と述べております。

(※法的形式)「法人税基本通達2-1-2」の前段(原則規定)の「相手方(小澤一郎)において使用収益ができることとなった日」を指します。
【解説】所有権移転登記済証(権利書)が作成された平成17年1月7日をもって会計上の確定主義により、収入・支出が確定したとして「寄附 3億円(2億8千万円?※)、事務所費 342,640,000円、土地 342,640,000円」を「みなし計上」したことは、正しい会計処理であった、ということです。
※金額は不明ですが、平成16年10月29日に政治団体から入金した金額です。

これに対し、訴因は、同通達の後段(例外規定)の「その引渡しの日がいつであるかが明らかでないとき」の「(1) 代金の相当部分(おおむね50%以上)を収受するに至った日」としておりますが、原則規定で既に判定が確定した以上、適用しません。

しかるに、平成16年分の収支報告書に「資産等_土地の不記載342,640,000円」、平成17年分の収支報告書に「収入_寄附の架空計上 金額根拠不明(2億8千万円)」、「支出_事務所費の架空計上 金額根拠不明(352,616,788円)」との訴因は、当該検察官の著しい知識不足或いは悪意によるものであり、これも、「③検察官の悪意による訴追の場合、 ④憲法14条(平等原則)に反する場合」に該当する。


★★【小沢総理を早急に擁立する方法】_2012.06.22追加
まず、陸山会事件は“全て検察のデッチアゲ”であったことを、マスコミ等を使って、国民にあらためて周知させましょう。
そして、陸山会事件がなければ小沢元代表が“今日”の総理大臣であったということを、国民に強く訴えて下さい。

そうして、世論が形成されたら、国会等で以下の者達を追及して、代表選を即刻やり直すよう要求して下さい。

★【前原誠司元訴追委員会委員長への質問(追及)】
平成23年7月27日の登石郁朗裁判長(陸山会裁判)に対する訴追委員会で、当該冤罪の事実を知っていた上で「不訴追決定」との審判を下したことは、小沢元代表を総理大臣にさせないために検察官・裁判官と共謀したということですね?

もし、訴追委員会が開かれていない場合には、訴追委員会事務局が「不訴追決定」との「訴発第388号」の通知を捏造して私に送付していたことになります。
もし、開かれていたとしても、私の提出した「訴追請求の証拠となる資料」が記載されていない調査報告書を捏造したことは明白です。

★【小沢鋭仁訴追委員会委員長への質問(追及)】
平成24年2月7日の大善文男裁判長(小沢裁判)に対する訴追委員会で、この事実を知っていた上で「不訴追決定」との審判を下したことは、小沢元代表を総理大臣にさせないために検察官・裁判官と共謀したということですね?

もし、訴追委員会が開かれていない場合には、訴追委員会事務局が「不訴追決定」との「訴発第109号」の通知を捏造して私に送付していたことになります。
もし、開かれていたとしても、私の提出した「重大な事実確認の欠如事項(【第26回】参照)」が記載されていない調査報告書を捏造したことは明白です。

★【法務大臣への質問(追及)】
即刻、小沢元代表及び元秘書3名の最高裁権限での「公訴権濫用論」による「公訴棄却」を要求します。
即刻、登石郁朗裁判長(陸山会裁判)の弾劾裁判を要求します。
即刻、大善文男裁判長(小沢裁判)の弾劾裁判を要求します。
即刻、訴追委員会事務局員の「職権乱用罪」等の罪で逮捕することを要求します。
即刻、当該検察官について、検察官適格審査会にかけることを要求します。

★【野田首相への質問(追及)】
当該冤罪の事実は、収支報告書を見るだけで解かるものであり、冤罪と知っていながら党員資格停止処分などしたことは、小沢元代表を総理大臣にさせないために検察官・裁判官と共謀したということでよろしいですね?
いずれにせよ、このような策略の元で行われた2010年9月の代表選も昨年8月の代表選も無効です。
即刻、内閣を総辞職し、代表選のやり直しを要求します。

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この記事へのコメント

お子茶魔
2012年06月11日 01:39
阿闍梨、久しぶりだな。元気か?
所でオレが前に言った「公訴権濫用」憶えてるか?「悪意の起訴」の件だ。次々検察の「悪意」が暴かれてきている。チャンスだし、今なら弁護側も聞く耳を持つかもしれない。やるだけやって見ちゃどうだ?
じゃあな。なんかあれば阿修羅の音楽板のオレの一番新しい投稿にレスを残せ。
お子茶魔
2012年06月11日 16:00
なんだ、具合悪いのか?無理すんなよ。
オレはあれ以来あんまし小沢裁判に興味を持ってなかったんだが、「あっしら」さんの以下のスレを見て「もうこれは悪意以外の何物でもない」と思ったんだ。
[小沢冤罪問題]元特捜部長「供述維持を」 元秘書聴取で指示:別の報告書、元部長が副部長名で執筆
http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/219.html
投稿者 あっしら 日時 2012 年 6 月 09 日
ついてはオマエが阿修羅に投稿する前に内容について打ち合わせをしたい。
どうすればいいかな・・・

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